恋する僕らは胃腸が弱い/奥田枠
こういう真面目にズレてる2人の話に弱い。私のツボなんだ。奥田先生の他の作品も読んでみよ。
tnkは光で飛ばされて全く見えない。
以下ネタバレ
・セックスやりたすぎ
大学合格の報告で爽やかに声高らかに「セックス!」って言うやつおるんかい!めっちゃ笑った。遭遇したいわ。
・「セックス!」の前に
大学祝いにローションとかバイブの差し入れを、なっ、何だよみんなに話してんのかよ(照)(顔隠し)って受け取るのかと思いきや、参考書でも見るかの如く「助かるな」 とは…ことごとく予想外の反応を見せるから面白くて、もーほんとに面白くて。いちいちツボ。
・挿れられなくても大丈夫🙆♂️
知識も入れ、指も三本入るようにしてもなお入らなそうであればさらに準備をして挑む、素晴らしいと思う。いきなり入るわきゃねーんだ。この準備の過程こそ2人の関係性がみえて好きなんだ。エロに比重を傾けるのもいいんだけど、こういう、入るまでの過程がしっかり見れるのはすごく好き。尺の都合もあるかも知れんが、準備の過程がこのくらいある作品を他の作家さんのご本でも読みたい。当て馬とかにページ割くなら準備過程に割いていただきたい。しかしこの2人、エロいことしてるのにエロく見えない。2人で楽しく協力して難しいことも乗り越えていくぞーっていう仲の良さ、相性の良さの方が全面に出て見えて、ほのぼのする。入ってよかった!!
私自身が無理が嫌いなタイプだからこの2人の歯車が噛み合って無理なく進もうねってかんじの方向性が非常に良くて、しかも奥田先生のセンスはツボだし、いいBL時間が過ごせた。良き。