煩悩の滝

煩悩を叫ぶ日記。私は元気に腐ってる!!!

お願い、そんなに噛まないで /参号ミツル

良かった〜〜!!!攻めの顔が好きだしマスクの作者さんだったから信頼して買ったんだけど、いや大当たり。ピアス開けるって時にtnk触るんはいやそれ流石に危ないと思ったけど、結果オーライだし痛みの快感が好きな受けというのがわかりやすくて良かったし、ピアス開けという性癖を新たに教えていただいて感謝…探すの難しそうやけども……

表紙ほど受けは儚い子じゃなくむしろちゃんとしてていい子やった。

以下ネタバレ

・作者先生の目論見にまんまとはまった

基本的に攻めからのクソ重い愛が好きな私は、だんだんと受けに執着を見せ始め、最終的には涙を堪えながら、受けのために己が性欲を抑えるというクッソ好きなこの流れに大変満足し恍惚していたのだ。あとがきを読めばわかるのだが、このベクトルの逆転がこの本のテーマだったようで、先生の目論見にまんまとハマってしまっていたということなのだ。最高だよね。

ベクトルが変わってからの攻めがさあ、もうほんとにイヤイヤ期の子供かってくらいわがままでガキくさくて、必死でさあ、可愛いんだよね〜!!!!5、6話と書き下ろし本当に最高でした。

 

・噛み跡スキ

八重歯好きなんだよ。鋭い歯がtnkを咥えるときのあと緊張感が好き(そういえばフェラなかったな)。あと噛み跡が全身に(主に内股に)ついてるのが視覚的に好きで、この作品は噛みとは切っても切り離せない作品なので大変滾りました。耳からどこまで噛んでるんだろう?足先も噛んでそうな。すごく噛むから、受けの体についてる噛み跡が好きな人はもう見るしかない。

噛むのをマテされてる攻め、噛むのをマテした受けのシーンはとても好きですね。2人とも焦れてて、見ていてとても楽しかったです。もっともっとギリギリまでマテして、ヨシが掛かった瞬間に貪るように噛んでシーツに血を滲ませる攻めが見たかったです!!!!

 

・ちゃんと考えをもってる受け

これ大事。なんやかんやで流されて頭でも受け入れちゃうのはだめなの。体は流されてもちゃんと違和感を持って表情に出すなり態度に出すなり、好きは好きだけど、それはそれこれはこれで距離を取るちゃんとしてる受けだからこそ楽しく読めた。大事。

でも受けを冷静にさせない、考える隙を与えないくらいに攻め続けて陥落させて依存させるそんな業の深い話も大変好きなのでこっちのルートもあったらいいのにと思いました!!!

または〜、受けがもっと全力で拒否して本気で距離を取るようになり、攻めは必死に追い縋るけど追い縋るからこそもっと拒否される自業自得だけど可哀想な攻めに最後の情けをかけてそのラストチャンスで必死に頑張るというルートも見たいなあと思いました。

 

この作品で1番好きなシーンは、書き下ろしの媚薬を飲んだ攻めが受けを大事にすると言った約束を守るために涙を堪えながら性欲を抑えるシーンです。涙を堪えながら震えながら…涙を……おほほほ!!!!!!最高だね。すげー好き。この攻め泣かせたかったから本当に本当に心の底から好きなシーンです。

2番目に好きなのは、嫉妬でガン掘りするシーン。奥の先まで許可なく入れ、ガン掘り。受けが恐怖で怯えてるのがまたかわいそ可愛くて本当に素晴らしいシーンです。全く受けに遠慮のない攻めを描いてくださってて、作者先生と同じ性癖持ってんのかな??と嬉しくなりました。

しばらく反芻しちゃうな〜