美しい湖の底
ネトフリオリジナル。なんか評価が低めだったけどサムネがいい感じだったのと、90分くらいだったからさくっと見たらシリアスとコメディの比率がめちゃ好みで予想以上によかった。6:4くらいの比率で本当にいい塩梅だった。うるさくないし、大袈裟なくさい演技もないし、笑えるし、出会えてラッキー!あと、いい体してんだ。
Shimmer Lake | Official Trailer [HD] | Netflix - YouTube
美しい湖の底 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
--以下ネタバレあり--
時系列逆行型のは好きだけど、メメントをわりかし前に見たときハマらなかった。今見たら面白く見れるのかもしれん、と思わせてくれた。ネタバレあっても楽しめるタチだが、この映画はネタバレない方が面白いよ!
①いい体してんだ
主人公の体がかっけえ。デカくて厚い。銀行当番の日に本読みながら机に脚乗せてるの様になりすぎかっこよすぎ脚長すぎスタイル良すぎ。
②ジーク、おまえ大概やな
誰も彼も色々ゆるい。旦那カスやん、奥さんかわいそやな〜。え?奥さんきびしいわあ、は?ジークお前の子なんか???なるほどではあるが、仮にも同じラグビーをやってた仲間で友達と家族付き合いのある兄弟をなんの躊躇もなく一発やん。結局うまいこと旨みだけ持ってったな〜。あー!!そのタトゥーは!お前だったのか!!!
③こんな無能でやる気のないFBI初めて見た
おもろい。かわいい。愛おしいまである。ジークの同僚もいい人やったな〜話と人物の整理をしつつ、あは〜と笑えるいい時間を提供してくれる。やる気はあるのか?間抜けすぎるがばがば銀行強盗もおもしろかった。大袈裟じゃないからこそ、間抜けさがより面白くて好みだった。
予告犯
話は面白かったけど、ジャケットで損してそうな…?切ねえよお…
好き系な淡々サスペンス。鈴木亮平と濱田岳くんに釣られて見たら突然の小松菜奈のご褒美で幸!
--以下ネタバレあり--
話はテンポも良くて、面白かった。ただ、戸田恵梨香の刑事役がネカフェの受付台の上に靴のまま上がってうごくな!って店内に呼びかけたり、無線も使わずに1人で生田斗真を追いかけたり、さむいな、大袈裟すぎるなと思うシーンが度々あったのが惜しかったなあ。戸田恵梨香の演技が悪いんじゃないよ。私が大袈裟にシリアスなシーンが苦手なもので。
・生田斗真も顔がいい
画面いっぱいに映っても美しい顔なんだとしみじみ実感。顔がいいってすごい。最後の予告でイケメンやんって1こくらいコメント流れても良さそうだけど…?って思った。鈴木亮平は顔も体もかっけえ大好き。
・仲良くしろとは言わんから、とりあえず人からされて嫌なことはやるな
1人の人間として尊重されない環境って本当に辛いよな。リアルでもネットでも、人からされて嫌なことは言うな・やるな。自分がいる環境だけでも平和に居心地良くなるように努めようと思った。
・え?君らの自白はそれなんかい!
たしかに死んだやつのせいにしろ言ってましたけども、、でも嘘を抱えて生きていく方が辛い気も。みんなどんな生き方をするんだろうと興味がある。BBQのときの傘の件とか、良々拘束の件とか自分だけが死ぬ準備を着々と進めてたなんて気づかなかった。傘の剣があるから岳くんだけ生かしたするかな〜と思ってたけど3人生き残らせるなんて。。しかも目的はパパ探しの一助になればいいな、じゃん。命を賭けて。なんてこった…この世界はそれでも生きる価値があるのよ的なことを戸田恵梨香が言ってたけど、価値を決めるのは結局本人だもんな…切ない。
クーリエ:最高機密の運び屋
最高によかった。
裏切りのサーカスみたいな難解さがなく、過剰にうるさい鼻につく演出や演技もなく、淡々と静かに話が進んで緊張感がピーンの心ヒリヒリヒリヒリ……する展開で最高に好みだった。
あと、ベネカン始め全ての人の演技がいい。緊張感も相まって、没入感すごい。
米ソの冷戦下において核の発動を止めるために動く英米ソの話。事実を元にしてる系。
--以下ネタバレ--
ベネカンの体作りは素晴らしいよね。何ヶ月かけて作ってるのか知らんけど、あんなに増減できるんだ?!すっごいや!
一介のセールスマン?ビジネスマンが、急にスパイにされ、捕まって、一年もの月日を孤独にソ連の非人道的な独居房で過ごし、日々の尋問に耐えるってどんだけメンタル強いんだ!帰国したらまたビジネス再開したいって言ってたし、、実話なのが本当にすごい。尋問の心得的なのがあったのかな?仕込まれてるシーンはなかったけど、普通に暮らしてからの牢屋生活は心身ともにまいるのは想像以上の状態になっただろうけど、屈せず帰国まで生き抜いたその精神力が本当にもう、つよつよのつよで本当にすごいなぁと思った。自分はすぐ折れる。家族への愛、ペンコフスキーへの友愛の物語で、個々間から平和を、というのはとてもいいメッセージだった。わかってる。でもこれが事実である以上、ウィンの精神力のタフさ惹かれたね。尊敬。
ホテルに戻って私物が動かされてるという脅し、ばり怖い。見てるぞっていうね、じわじわくる怖さ、たまりませんね。帰国までもうずーーーっとヒリヒリしてたね。最高に好みの映画に出会えて幸せや。
ロング・ディスタンス・ロマンス/日月ニチカ
こめかみひょうひょう/雁須磨子
作家買いしてる方。最初から最後までじ〜んわり優しい気持ちになれるとってもいいご本だよ。ふわあ〜と暖かくなるのは絵柄もそうだし話のテンポもそうさせるのかも。ただただ須磨子先生の漫画が好き!
短編集だけど、表題作から最後までずーっと和三盆みたいなすっと柔らかく広がる心地よい甘さが続くんだよね。須磨子先生のお人柄が反映されてるんだろうか。出てくる子たちもいい子ばっかりで、読んでて、ふわふわな心地よさに包まれるような感覚になる。短編なのにその人たちの暮らしがわかるというか、情報量がそんなに多くないのにその人を描いてくれているので感情が移入しやすい。天才だと思う。
どの短編も本当に好きなんだけど、表題の攻めの髪のふわふわ具合と、黒髪受けのくるくる変わる表情ときらきらなおめめというビジュアルがまず良きでしょ?そんで攻めは好きな子にこっそり撮られてて、受けはバレないようにコソコソ撮る両片思いゾーンもたまらんでしょ?そんで誤魔化すようにチューして襲ったけど受けが泣いちゃって、すぐさま土下座・カムアウトしようと意気込む潔さがかっこいいね。他人のことを考えて留める受けもとても優しい子だし。みんな幸せになってねという生暖かい見守りの目線が止まらないんだ。妹も可愛いんだよな〜!みんな可愛いんだ!
かつては銀新の神でもあり、今では商業BLの神でもある。雁須磨子先生本当に好きだ。ふわふわな髪の攻めと特に目の表情が輝く受けが銀新好きにはたまらない。
俺はお前の牛じゃない!/みーち
最高に好き。
まずタイトルからして強いし、安心安全の成分無調整"雄々しい牛乳"飲みたすぎ🤗
tnkはトーンtnkでちゃんと存在が見えるtnk
以下ネタバレ感想
・短編集なのにこの満足感
短編集って上手い方じゃないとあ〜よかった、くらいのめちゃくちゃ薄い感想で終わっちゃうんだが、さすがのみーち先生。全話に笑いとエロがあり、何回読んでもやっぱ面白いわ、…また読みたくなってきたとなる満足感とクセになる感。話は面白いし、発想は斜め上だし、筋肉はしっかり描いてくれるし、唯一無二の漫画家先生だよなあ。本当に大好き。
・体がエロい
当たり前のようにガタイがいいんよ。筋肉しっかりがっしり、でも皮下脂肪もありそうな恵体…エロい体を描いてくださるんだよ。そんな2人が重なって男の肉×肉の分厚さたるや…神だよね。男体をデコレートしたり、滝修行するおっさんの透けチンだったり、豊富な体に無精髭が堪らんね。ぷっくり主張するtkbもいいけど控えめで可愛らしいtkbが厚い胸筋に付いているのも非常にポイント高いです。
・笑いのセンスが神すぎる
予想の斜め上をいく台詞回しとか、小物とか、そもそもの設定がもう面白すぎてBLじゃあり得んくらい笑う。表題作は、酪農家の息子という設定から、わずかに出た乳の匂いで起きれる程の能力高め設定だし、受けは、スイーツに使われるのは自分の母乳だと思ってるし…あほの子可愛いかよ。煩悩修行の話は、御本尊がローションになってるの罰当たりすぎてクソ笑った。はやかったですね(意味深)www斜め上にご都合がよろしすぎて面白い。天才!
次の新刊もめちゃくちゃ楽しみ!いつかTwitterで描かれてたサナエとます郎の単行本も出してほしすぎる。
トーキョースーパーダーリン/松吉アコ
セリフとか展開とかがめちゃくちゃいい!!!ってなる作家さんを見つけてしまった…!801穴が惜しかったけど、でもこのセリフ回しが私好みすぎた。
tnkは白抜き
以下ネタバレ
・台詞回しの件
漫画なんだけど、フィクションというのはわかってるんだけど、こういうこと言う人いそう〜!っていう言い回しがめちゃくちゃよかった。ロマンチックなスパダリな人って実際にいたら歯が浮いて浮いて痒くなるけど、この攻めはデリカシーがない。でも、人ってこんくらい自分本位なとこあるよね!となる台詞がとっても良かったので話がスッスッと入ってくる。こんくらいノンケ感があるの珍しくない?ノンケ攻めの中でもめちゃくちゃ好きな作品になった!
・攻めに共感
デリカシーがない。まあまあ恋愛も遊びも楽しんできたまじデリ案件な攻め×ゲイで田舎住みはきつい。上京したい系受け。この2人の対比が効果的で、素直だけど素直じゃない健気系カントリーボーイに攻めと同じタイミングでキュンとなる。攻めにキュンはなかった。笑 もう私はひたすら攻め目線で受けちゃんを好きになっていったね。ほんと読んで、攻めと同じポイントで好きになっていっちゃうのを共感してほしい。
・ここが惜しい
ノンケ攻めおすすめするならこの作品を推したい!となった私ですが、唯一、惜しい!となった点が、受けちゃんのお尻がスーパーやおい穴だったことです。処女だよ?これは性別関係なく、むしろ処女じゃなくたって慣らす行程は必須ではないでしょうか?!?!めちゃくちゃ自己開拓してたまたまローションを蓄えていたのかもしれないけど…いやー、ここだけ。ここだけが唯一の心残りですね。だって、この受けちゃんはきっと喜んでくれるよ。すごく可愛く喜んでくれると思う。見たかったあ〜!!!攻めの指で乱れる受けちゃんが見たかった!!!!!私ならすごく丁寧にほぐすのに!!!!はがゆい!!!!
カバー裏にて、自分の指で乱れる受けちゃんが見れるのは大変なお宝なのでぜひ見てください。やおい穴だとしても、いい、とても面白く好きな作品なので!この作品の攻めになりてえ〜!!!!
面白かったのでメモ
「インターネット=社会」若者の間で広がる「セカイ系」の世界観(稲田 豊史) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
Twitterで流れてきた、「映画を早送りで観る」人たちが若い子の間で増えているという記事。
個性を尊重されるこの世の中、手っ取り早く"オタク"になろう=個性を得よう、とするため&人と会話を合わせるために、映画等趣味で楽しめばいいのに…というコンテンツを倍速で"消化"しているという現状があるというもの。
たしかにな〜と若者側に共感するところも多々あり、映画とかアニメの本来の楽しみ方を初めて知るところもあり、面白い記事だったのでメモ。
私は、しっかり趣味として楽しんでる側だと思ってたけど、若者側の見方をしてるんだなあ〜と思った。何年後かに見返したらどう感じるのかしら。リンク生きてるかな?笑
でもさあ、若者側の主張めっちゃわかる。話し合わせる為にとか個性とかは私にはわからん苦労やけど、YouTubeは1.5-2倍速で見るし、映画とかアニメもつまんないシーンとか回想シーンは飛ばしたくなるし、実際に飛ばすときもある。つまんなかったら見るのをやめるし…。どう観ようが選択の自由と思ってしまう。レビュー読みながら観たいの決める時もあるしな。でも理解できなくても面白いものは面白いし、理解しようと何回も見るし、面白いからしっかり観る/つまらんから倍速or視聴を止める、この選択は単なる好みと思ってたけど違うんかな〜どうなんかな〜〜。
この映画おもろい!この監督の他の作品も見よ!はあるけどこのジャンルで他のも観ようとか、時系列で観ようとか監督情報以外で掘り下げたことはなかったから、新しい掘り下げ方を知れてタメになった。あと論評本!そんな本があるとは知らなかったよ。ごちゃごちゃいうんなら自分で作れやと思うけど、面白いと思った作品の反対意見は自分と違う意見だからその視点に気づきたくて読んでしまう。それに対していやいや何言ってんのと思うこともあるんだけど…それも含めて楽しいから!でも公式に凸するのはだめだと思うんだよね。エゴサされて公式に見えちゃう範囲は倫理の範囲で言論の自由と思うんだけど、この記事みたいな事を凸るのは違うよね。と、思うのでここのブログでBLとか映画とかバレーとか野球の感想書いてんだけどね。書いた事で傷ついてほしくないけど言いたいから見えないように的な…ずるいかな。エゴサしないで〜!
話逸れた。タイパはきにする。だってあー面白くなかった!ってせっかくの休みを潰したくないもの…はっきりわかったのは、私にとって、映画とかBLとかはこの記事で定義される趣味ではないという事だった。だって心の豊かさとか考えた事なかったもの!笑 それらのコンテンツは、面白い・興味深い・気分転換になる・のめり込めるものであることを求めているかな〜。つまりは娯楽だね。娯楽でよくね?いいよね。今の私は、そういう時代なんだな〜SNSが生まれた時からある世代は大変だなあ…という人ごと感で落ち着きました。でもコアな子はコアだもんね。みんながみんなこうじゃないからいいんじゃない?でも投票は行こうね?と思いました。-完-
ムリ婚。/いつきまこと
筋肉褐色男子、良き。トーン肌最高。最高ーーーーー!!!!
tnkは白抜き。
以下ネタバレ
・ノリノリな親
白無垢似合ってるぞと盛り上がる親と初夜を完遂させようと躍起になる親…面白いじゃん。現実にいたら嫌だが、漫画の中だからね。この親たち必死で面白いぞ。母たちの百合も読みたいです。
・エロい
挿入までちゃんと時間を掛けている!慣らす描写がしっかりある。私はアナコンダが入るまで2人で穴を育てる過程が好きなんだ。あと攻めが挿入欲を抑えながらふーふーしてるのも好きなのだ。tnkは白抜きだけど、穴の周りがめくれるのを描いてくださる神がお創り給うた作品なので、捲れたりぽっかりアナル描写が好きな人はぜひ見てほしい。てかトーン肌ってだけで5億倍エロく見えるよな。好きすぎるんだが!
・やっぱり袴
儀式は形式的に袴と白無垢の2人だったけど、やっぱり2人とも袴の方が自然でいいね。このシーン好きだな〜。あとな、アリ婚。の攻め目線たまらんすぎ。やっぱ攻め→受けの図式が好きだわ。
ほっぺにひまわり/三田織
三田織先生の作品の中でいちばん好きなほっぺにひまわり。表紙のデザインも、お話も1番好きなんだよな〜。入ってる2つの話とも、違ったほろ苦さでじんわりしてとても好き。
以下ネタバレ
・ほっぺにひまわり
出てくる子たちがみんな可愛い。野球部とかクラスの子はデリカシーなくて失礼だけど元気でやんちゃで憎めない可愛さ。ミッチーはヨネちゃんを心配してくれるいい友達だしショタミッチーかわいいし。ヨネちゃんはにこにこぷにぷにしててなんかもう平和そのもの。ヨネちゃん優しくて大好きなんだよね。現実にいたら好きになっちゃうね。アライくんはむっつり。2人になるためにヨネちゃん騙して幽霊を治めに行くプランは頭悪すぎてちょっと引いたけど、でも2人が初めてちゅーするときに目をぎゅーとつぶってたのはめちゃくちゃ可愛くてきゅんきゅんした。
・深い森
これはこれは…なんて私の好きな話。ずっと好きな人がいるけど伝えられないから代わりを抱くという。しかも婚約者がいるのに。婚約者もセフレも中途半端にして、傷つけて、クズだな〜!!いや、わかるよ?諦めるために誤魔化してるんだよね。でも本気で諦めたいなら死ぬ気で隠さないといけません。この純愛だけどクズな話、好きなんだよね〜。その大事にしたいっていう気持ちは同情なのかな?それとも絆されちゃった?深掘りしたーい!もっと傷つけたかったな〜