煩悩の滝

煩悩を叫ぶ日記。私は元気に腐ってる!!!

信号が青になるとき/歩田川和果

いやあー、良いなあ〜。続くんかな?この方のお話まだ全部読んでないけど全部好きな自信がある。てか表紙よ、可愛すぎんか?読み終わってこの表紙に戻ったときめちゃくちゃきゅんとしちゃった。

信号が青になるとき

信号が青になるとき

 

 

以下ねたばれあります。

1人はサラリーマンの遠藤、もう1人はゲイバーの店員と役者二足のわらじの吉田。元同僚の2人は毎朝同じ信号で偶然会う。バーに通ううちにただの同僚から関係に変化が…というお話。お気づきでしょう、吉田はストーカー風味です。毎朝偶然を装うし、遠藤の部屋も尾行してたから知ってる!以下ギュンポイント。

・真心の件

遠藤の真心発言。このピュアピュアにもやられたが、次の日の吉田よ…!「ちょっと真心出してみた」じゃねーわ!!!!可愛すぎるわくそが!!!!!!たぶん吉田は遠藤が好きなんだろうけど全然匂わんな…と思ってたところに真心を投下してきた。この衝撃たるや。目が開く吉田くん好きです。おにぎり可愛いよお…

・間と余白

作者さんのリズムが好きだ。吹き出しの位置とか視覚的な余白とか、間と余白が私に最適化されてると思わせられるこの感覚。また引用しますが「ちょっと真心出してみた なんてな 信号青になったぞ」この間よ。好きとしか表現できない。残念な語彙力。あと話し方で人となりがわかるようにチョイスされてるというか、話し言葉の選び方もすごく好き。適正量で、煩わしくなく、作品の雰囲気にも私の気持ちにも合うっていう、、私に最適化されてる(違う)

続きあるのかな?探そ。