ネタバレあります!
と言っても名作だし知ってる人の方が多いよね。12歳の男の子4人が、住んでる小さな街を出て死体を探す冒険に出る話です。
子供の世界ってすごく狭いのにそれが全てに思える。窮屈で望みがない世界だとしても。でも子供の時って自分でなかなか環境を変えられないですよね。この子たちは街を出て冒険して、色々なことを経験して生きてる世界が小さいと思えた。めちゃくちゃ羨ましい!!友情といい、冒険といい、死ぬまで語れる武勇伝みたいなもんですよね。特に主人公とクリスの関係はよかった!!12歳であんなに深く語り合えて信頼しあえるなんて…絶対生涯の友になるじゃん。連絡はしなくたって、いつも心にstand by meじゃん。励まし支えてくれる人がお互いでいられるって理想だな。私にはいないけど、親友っていいもんだなって思いました。
いろんな人の感想読んでると、郷愁を感じるって書いてる人が結構いたんだけど、私には全くだったなー。むしろ新鮮。冒険とか親友とか秘密基地とかヤンキーの兄ちゃんとか、私とは全く異なる人生で、自分が小6の時と比べてしまった。もしこの世界にいたらとはは遠すぎて考えられないけど、私の世界はぬるま湯だったんだなーって思いました。ぬるま湯でよかったんだけどね。
でもね、この映画の醍醐味は、新鮮で面白い、こんな時代もあったんだーでは終わらない、なんとも言えない余韻が残るんですよね。それはクリスが死んだのを知って、満ち足りた今を過ごしながら青春を懐かしさと共に寂しがれるからかな。全然うまく言えないけど、エンディングのスタンドバイミーと共に余韻がふわあ〜〜って広がるんだよね。この余韻を味わうためにでも未視聴の方はぜひ観てみて欲しい。魅力が全然伝えられなくて悔しい!!!!