たよりたよりて/すけやま
初見の作家さんだったが絵も好きやし、なによりめっちゃいい話描かれる方やった…
表紙がこの話を集約してる。読了後に表紙見たとき、春のあったかい風を感じた気がする。
以下ネタバレ
⭐︎話の良さよ…!
離れて暮らすお父さん(家庭教師)からの手紙が、その教え子と協同制作だったとは。ちっちゃい頃はもちろん、高校生とはいえ親と離れての生活ってちょっと寂しさはあるよね。教え子(のちの攻め)は教え子で不運な家庭に生まれ育つ。そんな2人が、直接ではないながらも手紙のやりとりをし、寂しさを癒し、拠り所になっていたというほっこりするこの話がとても好き。私の文章じゃ話の良さが伝わらないからとりあえず読んでくれ。
攻めは麗しい顔面で、受けをずっとずっと好きな若干ストーカーで執着心はとても強く、それはこれからも強くなるでしょう(希望)。受けは可愛い顔して男前、しっかり可愛がられ抱かれているがしかし尻で抱く系の男の子。日に日に重くなる攻めの愛を受け止めつつも依存はしない系の男の子なので、読み手として、全力で和みに振り切れて大変ほっこりした。
tnkは白抜き。