しゃぼん玉
2021年あけました。
今年も沢山娯楽に勤しみたいと思います。
1本目の映画はしゃぼん玉。
今年の抱負は「大事な人をちゃんと大事にする」ですが、図らずもこの抱負を一層強く思わされました。
以下ネタバレ
柴かわいいよ柴。
わたしの地元もちらりと映り、ちょっと高揚。
①刑軽くない?
ひったくりとか通り魔とか、想像するだけでトラウマになって外出るの怖くなるよな。改心したとしてもだな、それが3年の刑期で放免って…軽くないか?償い終わったと思わず、忘れず、一生かけて償ってほしいと思う。
②ど田舎の馴れ馴れしさ
田舎コミュニティの噂の伝達の速さ、怖い。誰かの孫ってだけでごりごり話しかけられて、1人に話したらみんな知ってる。すごい。だから変なことできないし、受け身でもなんとなく馴染んでくる気がする。一旦馴染むとまあまあ居心地がいいんだよな。コミュ障だけど、ど田舎、結構好きです。
③ばーちゃんとしげ爺の包容力
言葉の力は強いもので、「いい子、優しい子」と言われているとそうならなきゃいけない気がしてくる。この映画の場合、環境が違えばイズミもいい子で優しい子だったんだろう。よく、ばーちゃんがイズミに言っていたのは本心からか、どうなのか。わたしもあまり孫孝行ではなかったのに、よくばーちゃんに言われていたので「いい子、優しい子」のよしよしは泣けた。
法に触れることをせずとも、人を傷つけたり思いやれなかったりで、引け目を感じることがある。しかし、人は1日ずつ死に近づいているのは確かで、いつ死ぬかわからない。大事な人が亡くなるのも確実で、先に自分が死ぬかもわからない。こうすればよかった、もう少しああしてあげたら良かったという後悔は絶対に出るので、今思う出来るだけを大事な家族や友人に返したいと思う。いい映画だった。