キミがウソをついた／三ツ矢凡人

ああ…ベランダでセミファイナルが行われている…。セミには申し訳ないが、やっぱり明日の朝やだなあ、まいったなあと思う。こんな時虫苦手じゃなかったらなあと思う。

さて今日は、あまりそそられない表紙(失礼)に対して中身は非常に滾るお話。まるまる一冊、表題作。2人は幼馴染みで今は編集者(表紙奥)×マンガ家(手前)兼恋人。連載中の漫画はアンケ最下位を取り続けてるらしいがどうやら好きなとこまで描けるらしい。

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以下ネタバレ

①１話目

序盤は違和感程度だったのに、1話目が終わるときにはもう、おっ、この子たち危ういや！とわくわく。玄関開ける前に相手を確認しなさい、とか。今日も窓開けてないね？とか。(※窓どころか雨戸まで閉まっちゃってる)こういうセリフって防犯上まあまあ普通じゃない？まあ雨戸はやりすぎだけど。そんで、毎回最下位なのに満足するまで描いていいとか。こういう些細な違和感からのおせっせ中の台詞よ。こりゃ完璧私の好きなやつ。軟禁・束縛・共依存だーーーー！！！

②2話目以降

共依存発揮しまくりで素晴らしい。第三者の来訪や嘘のつきあい、お互い似た者同士の拗らせ方が2人の将来を心配させる。依存の背景も過不足なく描かれていて、もっとどす黒い依存を読みたくなった。

③物語にイベを発動させる者

これが第三者の来訪と書いた者なんだけど、ヒット作連発する攻めに嫉妬した編集者です。稚拙なので引っ掻き回してる時については触れないが、改心後がいい感じ。担当作家に嵌められ(絆され？)ハメられる(愛があるやつ)。やっぱり生意気な子は受けだなあ。第三者時代は幼稚すぎて腹立つ印象が、受けになると生意気で可愛い子になるから不思議。フィストできるくらい開発してメス堕ちさせたいなあ〜

カバー裏にイラストや後書きが描いてるの、ボーナスステージみたいで私も好き〜

ピアスホールは塞げない／あがた愛

エモーーーーい！短編集だからあがた先生を深く享受できなくてちょっとだけ物足りないなあという欲が湧いてるんだけど、でも3つとも全てあがた先生で(当たり前)最高だった。tnkはご立派な描写があって幸！

ピアスホールは塞げない (花恋)

以下ネタバレ

①表題作

大学生×元担任のエロというよりエモ。好きだった担任に卒業記念で告白＆ピアスを開けてもらう攻め。一生残す傷を開けて一生あなたを忘れないという覚悟のエモさ。両片思いだから結局はお幸せになるんだけどね、この子たちはめでたく添い遂げられるのか？自然消滅な気もして将来的な危うさがあるなんとなくバッドエンドにしたくもなる2人…

②春の風

優等生×ちょっと浮いてる子。来るもの拒まず男を食う生徒(受け)の噂を聞いた攻めが注意をしに行って食われる話。これもまた両片思いで、受けがトーン肌という大好物が重複した最高の一品。まー受けの可愛くて色っぽくて美味しそうな子だこと！もっとくっつくまでの間を見たいし、この優等生、なかなか変態性も持ち合わせたむっつりさんだから付き合った後の展開も読みたい。噛み癖、縛り癖、寛大に見えて嫉妬深いみたいなタイプだといいな。受けの肌に残る歯形と歪む顔が見たいな〜。これ一冊で読みたい。

③目を閉じて君に会う

これは3つの中で一番穏やかで純粋で可愛くて切ない。世渡り上手な転校生×事故死した高校生。机に直接文字を書くことでコミュニケーションを取り始め、次第に姿を見せ普通に会話をする2人。それぞれ気づかないうちにこれまた両片思い状態で他人の助言で恋してたことに気づくという鈍感さが可愛い。しかし死者と生者なのでね…彼はずっと淡い青春を内に秘めて生きていくことでしょう。切ないという言葉がぴったりくる。頬を染める受けが可愛すぎるのでぜひ。

ゆるふわ後輩くんは、たまに強引／都みめこ

これは逆表紙詐欺だと思うな〜〜！表紙通り、金髪攻めの黒髪ゆるふわ受けなんだけど、これおっさん攻めなんだよ。もっと作中に出てくるおっさんみが滲んでたらすぐ手に取る表紙なのにー！！！

ずっと好きだった攻めの会社に新入社員で配属されてきた受け。あざとく図太く可愛い受けに絆され、陥落後いちゃいちゃらぶらぶですわ。デレデレ。本当に可愛いのは攻めです。とにかくこのおっさんが私好みすぎてたまらんかった。tnkはしっかり描写＋白線と、白抜きが混在。

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下記ネタバレ

ネタバレっていうかこの攻めについて言わせて。もう好きすぎて！

まずビジュアルがどストライク。短髪、三白眼、目の下のくま・シワ、でかい口、がっしり筋肉の厚い身体ー！！！！たまらん。しかも作業着(ツナギ)に黒のタンクトップで仕事後はタンクのみになるという…その脇、嗅ぎたい！！！舐めたい！！！一生懸命働いてきた体・服に染みる汗の匂いがむわっと鼻につきそうで幸せ空間。

あとガサツで無神経でどこかピュアだったり、普段は経験値の差によるおっさんの余裕をかましてるのに受けの言動で不安になったり尾行したりとおっさんが可愛すぎて苦しい。

受けは線が細いし女顔すぎて自分の好みからは大きく外れてたんだけど、とにかく私はこのおっさんのビジュアル・言動がドストライクすぎてめっちゃときめく。短編2つもいい感じでもうちょいボリューム欲しいくらいだ。

ナイン・ストーリーズ／晋太郎

負けた球児のその後って内容に惹かれて気が向いたときにちょこちょこ読ん出たんだけど、読むたびにじわじわとハマっちゃって久しぶりに文字を全部読み干してた。1人ずつストーリーが分かれてるのも読みやすさの一助になってる。ありがたい。

地方予選の準決勝で負けた三年生のその後が描かれていて、急に高校野球が無くなった生活が始まって、次のアクションに向かってどのように野球のない夏をすごしているのかが見れて面白い。高校野球が最後の野球になる人も多くない中、野球に対する思いが見れる。実際どうなんだろうね？行動はどうあれ、結局はそれぞれ野球が好きだなって思ってくれてたら嬉しいな〜と思いながら読みましたね。

ナイン・ストーリーズ -球児九人夏物語- side A ナイン・ストーリースﾞ

JKの頃を思い返すと、卒部後は遊び呆ける子が大半だったけど、勉強に切り替えて大学受験目指す子もいたなあって懐かしくなった。就職組は荒れ防止に卒業ギリギリまで練習に参加させられてた気がするなあ〜　この頃に写真に目覚めてたらなあ！現役が現役球児を撮る方がより生々しく撮れただろうなあ…と激しく後悔してるけど仕方ないね。大人しく甲子園見よう。しかし、二次元でも三次元でも高校生ってまぶしいね！！

ナイン・ストーリーズ -球児九人夏物語- side B ナイン・ストーリースﾞ

この状況下でもどうにかこうにか大会を開催してくれて連日観れる幸せよ。特に今年は地方大会も中継してくれて私の夏はいつもよりずっと長く楽しめたんだけど、やっぱり全国の一位を取る大会がある日常になるといいなあ。

五臓六腑の恋／トリメ

表紙のデザイン好き。見てわかる通り黒髪受け。受けの子は定食屋を1人で切り盛りしてるんだけど、昔の男に復縁を迫られ借金に追われというなかなか辛めな境遇だけど健気に頑張る筋の通った子でとても好き。金髪の攻めはNo. 1ホスト。この子も仕事に対して誇りを持ち、筋の通った素直な子。仕事明けに受けの定食屋に通う常連という接点がある。借金取りとか昔の男とかがこのいい子たちのスパイスになってる感じの話。tnkは白抜き。

五臓六腑の恋【完全版（電子限定描き下ろし付）】 (moment)

以下ネタバレ

①悪役以外モブまでいい子

主役の2人も人を認め尊敬できるいい子だし、ホスト仲間のモブくんたちも素直だしでめっちゃ平和。特に主役の2人は誇りを持ってるからか自己肯定感の低さもなく、お互いを尊敬し合ってるのが好きだった。悪役は悪役だから仕方ないね🦹‍♂️

②エロがエロくない

エロさを感じないエロっていうか、ひたすら可愛い。本番もちゃんとしっかりあるんだけど、受けちゃんが幸せになってくれてよかった感が強くてほのぼのしちゃった。これはこれでいいなあ〜。

③電子おまけが好き

洗濯物を干すエロス…。受けちゃんが攻めの派手めなパンツ干しながらこれどこで売ってんだ…ってなるのはムフフとなるし、攻めが干してると俺は昨日これを脱がしたんだと思い出し勃ちするムッツリだとムフフとなる。洗濯物を干すのはエロいね…

ムーンライト

ゲイの少年が、いじめ、母親との不和、ドラッグといった苦境にある一方で敬愛する人を見つけたり恋をしたりして大人になる話。最初は少年の状況も苦しいので悲しい気持ちになるけど、最終的には救われるのでハピエン！

ムーンライト（字幕版）

この映画のここがいい

①ジャケ写

小学生、高校生、成人と3時代に分かれて構成されるんだが、3人の役者がこの主人公を演じ、3人の顔が分割されて1人になってるこのジャケ写、、お洒落〜〜！この3色も主人公の心理を反映して作中で使われてるし無駄のないデザインだと思ってこのジャケ好きだな〜

②非情

母親がドラッグ漬けになり高校生の主人公にお金をよこせと迫ったり、主人公が母親を狂わせたドラッグの売人になったりと、家庭だけでなく学校、その他で付き合う人間など、経済面以外にもある貧しい環境の生み出す悪循環に悲しくなった。彼の拠り所が全くなかったわけではないのが救い。

③母親との関係

母親との関係が幼い頃から悪かった主人公だが、売人としての収入を得た頃からか、母を施設に入居させ、面会にも行っている様子。胸の内を話し、親子として向き合うのは遅かったが、お互いに歩み寄れた時は感動してちょっと泣けた。

主人公はこれからどんな人生を歩むんだろう。母との関係も前向きになり、真っ当に生きようと頑張る恋人もでき、売人として生を長らえるは難しいのは身をもって知っているだろう。幸福であったと死ねるように生きてほしいと願う。好きな人は好きと堂々と言える世の中に1日でも早くなってほしい。

聖者たちの食卓

キャンドル買った。久しぶりに買った。部屋の明かりを消してキャンドルをつけるとムスクのいい匂いになった。水を飲んでたらお腹が空いたのでご飯の映画が見たくなり、選んだのがこれ。インドのシク教の寺院にある無料食堂で、その食事の準備、食べる、後片付けをひたすら撮った映像が流れているドキュメンタリー。全然期待した飯テロ映画ではなかったけど、めちゃくちゃ面白かった。※カーストや宗教などの背景を踏まえて見ていないのでそういった感想は記載しておりません。

聖者たちの食卓

この映画のここが好き

①淡々としている

ナレーションも音楽もなく、沢山の人が話す声や作業する音が鮮明に聞こえてくる。窓開けたらここはインドというくらいの間近に感じる臨場感なので映像や音に圧倒されてほしい。なんとなくスパイスの匂いさえ感じる気がするくらい。

②作業映像ずっと見てたい

パン生地丸める係、伸ばす係、焼く係、というように分業×単純作業が滞りなく行われているのを見るのが好きで、それがカレー部門だったりパン部門だったりといろんな作業映像をまじまじと見れるのがめちゃくちゃ楽しかった。野菜切るのもパン伸ばすのも職人技すぎる。あとちっちゃい包丁が欲しくなる。

③インドに行きたくなる

インドに行く人ってスピリチュアルな感じが強くてちょっと苦手だから国ごと敬遠してたんだけど、たった65分のこの映像観たら行きたくなってきた。虫嫌いだし人混みも嫌いなのにこの人の渦に巻き込まれてみたいと思った。カメラに映る人達は、そんなに愛想はよくないし雑だし適当だし大胆でめちゃくちゃ面白い。価値観がまるで違う感じにわくわくする。

④皿は投げる

食べ終わった皿はタライに投げる。どっちも金属でできてるからガッチャンガッチャン音がする。百発百中入るわけじゃないからタライ係が投げられる皿を皿でガードしながらタライに落とす。皿を投げ皿で受け止めるというこの事象は映像で見るとなかなか衝撃的だったので、もっと衝撃を受けたい私は生で見にインドに行きたい。

青春を呪うな／はやりやまい

ベランダにアシナガバチが来るから洗濯物干す時はビクビクしてる。怖い。セミがベランダに裏返って死んでるのも怖い。夏だ。飲むマスクとか身につけなくていいマスク開発されないかな？

青春を呪うな【電子限定おまけマンガ4P付】 (HertZ&CRAFT)

この作者さん、話の作り方がうますぎる。きゅんきゅんが止まらない。努力型秀才の受けと受けに憧れる攻めが受験勉強の傍、思いっきり恋もするというなんとも青い春。読んだ人に聞きたいんだけど、受けと眼鏡の先生の関係はなんだったのかしら。意図して先生が抜かれてるコマがあったりしたけど、説明的なコマが最後までなかった気がする。受けの初恋の人予想で読み進めてたんだけどな〜。あ、tnkは白抜き。

以下ネタバレ

①自家発電好きにはたまらない

純粋な憧れだと思っていたのにこの感情は…この劣情は…！という葛藤に相反して止まらない右手がいい。青年の恋に悩む姿はいいものですね。憧れから独占欲になり好きなんだと気づくこの過程も繊細に描かれていてとても好き。

②ツンデレだけどイラっとしないツンデレ

ツンデレ苦手なんだけどこの受けには全然イライラしなかった。がきんちょだからかな〜可愛いもんだなという、作中の眼鏡の先生の感覚もあるし、ツンツンからツンデレになりツンデレデレになる過程がうまいこと描かれていて、ツンデレ設定どこいった？！？！っていうのが全然なかったからかな。本当にこの作者さんは話がうまい。

③モブが愛しい

電子おまけにある攻めとモブたちの会話で判明するモブ男子たちのピュアさにやられた。キスまで一ヶ月〜半年らしい。ぴゅあっぴゅあな恋愛感をきゃっきゃ話す男子たち可愛すぎてこれで一本読みたい。ひたすらかわいい恋愛話する男子たちの漫画読みたい。

あさはらたそかれ／はやりやまい

もう8月だって。月日が流れるのはとても早い。今年は夏休み短縮されたりしてるんでしょ？私にとって夏休みは唯一のセーブポイントみたいなもんだったから考えるだけでめっちゃしんどい〜

ちょうど今日読んだのも夏の本。一種の夏の終わり的な。私の夏は甲子園がなんだけど、今年はなかったから寂しいものでした。球児守る為だから無くて正解だと思ってるけど寂しいもんは寂しいね。ネット中継に生かされた今年の夏でした。

あさはらたそかれ 【電子限定おまけマンガ付】 (HertZ&CRAFT)

毎朝すれ違うブロガーの受けと球児の攻め。夜型人間の寝る前の散歩と朝練に向かう道中の、お互い認識してるだけの関係から知り合いになり、一方は友達になりたい、もう一方はオカズにしている。この関係の発展のさせ方が、リアルに感じられる時の流れをしていて、ショートフィルム見てるみたいだった。tnkに修正はないがうまく見えないようになっててすごい。

以下ネタバレ

①夜型人間最高

日が昇りだして差し込む光が青くなる時間めちゃくちゃ好きだし、朝の冷たい空気の中、眠気をじわじわ感じつつ朝日を浴びて皆と逆方向に散歩するのもめちゃくちゃ好き。この空気感の描き方が秀逸でこれはいい本だとすぐに気づいたね。こんな生活がしたいものです。

②超朝型×昼夜逆転

この構図が想像以上にいい。これは新たなツボだ。同じ道を通るだけの偶然性と正反対の生活リズムが、急に関係が進むのをうまく緩やかにしていてゆっくり関係が進むのをじっくり楽しめる。声をかける間柄になり、一緒にものを食べ、名前を知り、メールをする中になり、家にお邪魔して…覗き見楽しい〜〜！普通に健康そのものともやしのギャップもわかりすぎて楽しい。

③日焼けの境目

これはとても大好きな属性。これ描いてくださるとは最高でしかない。日焼けの境目ってめちゃくちゃえっちだよね！！特に夏の練習は目の二重にも日焼けしてる所と未焼けの所のギャップができるらしいよ。高校生戻りて〜〜！ちゅっちゅしてる時にガン見してえ〜！！！

善次くんお借りします／玉川しぇんな

いやこれめっちゃいい。unlimitedやけど読んだ後すぐポチった。2人の葛藤の苦味と青春の甘酸っぱさが絶妙でこれは作家買いするべしってなるやつ。

まるまる一冊、善次くん（表紙左、受け）と花岡（表紙右、攻め）の2人の話。野球好きなじーちゃん孝行をするために恵まれた体格が欲しかった善次と、特に好きでもない野球が上手くなるごとに余計な事が増える花岡。それぞれの葛藤が、お互いを通して消化されていく。

善次くんお借りします【電子限定描き下ろし付き】 (花丸コミックス)

葛藤の背景も、苦悩する最中も、とても丁寧に描かれていて痛いくらい伝わってきた。もー描くのうますぎるよね〜。だからお互いに向き合い受け止めて消化されていく様子が見れてよかった！救い！！！特に善次は全然コンプに思う必要がないのに辛い思いしてたから本当によかった。コンプになるなんてじーちゃんの意図するとこではなかっただろうから、根幹から解消されるといいなと思う。幸せになって欲しい。花岡の葛藤は球児あるあるなんだろうか、、大人の欲しい答えを言わせようとしてるんだろうかとなんかちょっと申し訳なくなったり…。でも部員とか監督とか理解者がおる環境でよかった。

2人が惹かれていくのは葛藤面と変わってきゅんきゅんしっぱなし。花岡は善次にがんがん心開いててもはや好きが漏れてる。だだ漏れてる。善次はまた難儀に男を好きになるってことは自分って…って悩むけど、しっかり抜いてるあたり完全な男の子やん。可愛いわ。寝言で花岡を呼んで弁解するシーンはもう、めちゃくちゃきゅんきゅん止まらんかった〜いやーここで完全に善次に落ちた。視聴覚室での暴露大会もさ、健気すぎん？なんてこと言わせるの…もー作者さんセンスが天才的。

2人が付き合ってからどんどん善次が救われていくのが心の底からよかったーーー！って叫びたい。祖父の視点からは(見えてたかも知らんけど)伝えられずコンプになってしまった善次の姿が、周りの人からの言葉で自身を認められるようになっていく様子が、本当によかったなあとうるっときた。そうだよ、君ってすごいんだよ！もっと自己評価高く持てるようになってもっともっと幸せになっておくれよ！！！心の底から善次が幸せになって欲しいと思ったし、ただただ幸せな2人がいて後輩くんとわいわいしてる平和で甘々な続きがめちゃくちゃ読みたい。